LANケーブルの選び方とLAN工事 by 神戸ファーストステップ 

LANケーブルには、色々種類があります。

LANケーブルの種類しては

ストレートケーブルとクロスケーブルの2種類があります。
ストレートケーブルは、一般的に良く使われるLANケーブルです。
クロスケーブルは、2台の機器を直結するときに使われます。

LANカードやルータやハブが自動認識しますので、ストレートケーブルだけで配線するのが良いと思います。
クロス、ストレートを手動で切り替えるタイプは絶滅した思いたい。(古い工場や会社には、まだあったりするWindows9が近いというのになんてこったwww)

結線方法にも2種類あります。
TIA/EIA-568-A(T586A アメリカではこっちの配線が標準:最近日本でもこちらの配線が導入されつつある)
TIA/EIA-568-B(T586B こちらの配線が日本では、標準)

結線数でいうとLANケーブルには、4本線と8本線の2種類ありますが、4本結線のケーブルは、トラブルの元になるのであまりお勧めしません。

4本線ケーブル(通信速度 100Mまで)
下記写真が4本しか線が入っていないケーブルです。
Windows7にて、ネットワークマップ作成時にエラーが出ます。
Cat5(4本結線)

8本線ケーブル(100M~10GB)通常のケーブルです。
限界速度が低いのと、ノイズがのりやすいので、4本結線ケーブルは敬遠されがちです。

LANケーブルの規格で分ける場合

名称 対応 ケーブルへのプリント コメント
カテゴリー5ケーブル 100BASE-TX cat5 時代遅れなのですぐさま、交換が必要です。
エンハンスドカテゴリー5 1000BASE-T対応 cat5e 現行の配線がほとんどがこれです。
粗悪な工事だと速度がでません。
工事代値切ると安いケーブル使われますよ(笑)。
カテゴリー6ケーブル 10GBASE-T対応 cat6 cat6a cat6e このランクに決定でよいと思います。
少し値は、はりますが暫くはこれで戦えます。
カテゴリー7ケーブル 10GBASE-T対応 cat7 高価なんですよね。
安物機材じゃトラブルの元になる可能性があるので
素人にはお勧めしない。

銅線では、cat6、cat7以上の速度は無理ではないかと思います。それより、電源のノイズ対策を講じる方が先決です。
アースをきっちりとらないで、高速化を望むのは、おかしな話です。

LANケーブルを途中で、継ぎ足すなんてもの最悪です。そんなケーブルで速度をだそうなんて考えるのは無駄です。
全部引きなおせと言いたい。

通信速度を上げるのに苦労しているのは、電源、コネクター接点の問題、銅線のよりを戻す量、ノイズよる通信エラーの対策です。

通信の安定と高速化を図るために
1.電源は、安定した電源を得るのに、無停電装置を使うのもひとつの案でしょう。
2.きっちり電圧が出ているかテスターで計測しましょう。関西電力は、きっちり105V出ています。
3.コンセントの電圧が100Vより低い場合は、LAN工事の前に、電気工事をお願いしましょう。古い工場で90Vなんて場所もありました。
 100V以下ではまともに動作するは、バッテリーのしっかりしたノートパソコンか、90V仕様の電源を搭載したパソコンだけですからw
 パソコンちゃんと動作しなければ、LAN工事しても意味が無い。
4.コネクターを錆びさせない為に、端子部分が金メッキのRj45コネクターを使いましょう。
5.よりの戻しを少なくする為には、cat6対応のRJ45コネクターを使いましょう。
6.ノイズの出る、冷蔵庫、電子レンジ、その他モータの入っている製品の近くに配線を通さないようにしましょう。
7.信頼のおける、ルーターやハブを使用する事
 (家庭用の安物は、連続使用すると、熱がこもってネットが不安定な状態になりやすいです。)
 (家電量販店で、おいているルータやハブは、正直ダメです。そんなのは家庭用です。ヘビーに事務所で使ってはダメです。)
8.通信インフラには、金をかけろ。(会社や家庭の情報生命線です。せこい事はしない。ばっちりひきましょう)

cat7以上を希望するなら、光ファイバーでLANを構築すればよいのではないかと思います。
それ以前に、貴方はそれだけの速度がでるコンピュータをお持ちですかと問いたい。もう、激しく問い詰めたい。

カテゴリー6eケーブルを使用した場合、10%~30%高速化していると思われます。
(これはネットワーク全体の話です。しかも短距離の話ではない。ケーブル1本で計測しても差はでない。
通信には必ずエラーがあるのでエラー訂正、再送が発生する、まずは、それ理解してください。)

1000BASE-Tなら、エンハンスドカテゴリー5のシールド線の同じくらい性能かもしれない。

CAT7については、10GBASEなんて高速なHUBやルーターを当方持ち合わせていないので、検証ができない。
当方で検証できるのは、まだ1000BASE-T(1Gbps)までです。それすらも、Maxの速度をたたきだせるか怪しい。
現状、CAT6e/Cat6aで、十分です。

CAT7の機材が安くなってから、考えても遅くは無いです。遠い未来の話です。
Cat7以上は、銅線は限界で光ファイバーにした方がよいと思います。

LAN工事について
正直なところ、壁とか床、天井に配線するなら、カテゴリー6をお勧めします。
CAT5eで配線をつくってしまうと速度に不満で将来入れ替えをしなくては、いけない日がくると思われます。

当方LAN工事を専門でやっているわけでは、ありません。部品の在庫は潤沢ではないです。どういう依頼の内容なのか
詳しく教えてください。LAN工事は、パソコン修理のついでにやっている副次的サービスです。
お急ぎの場合や、大量配線が必要な場合は、専業の配線業者にご依頼願います。

CAT5eは、いーかげんな「かしめ方」ができてしまうので、某○TTに依頼してハズレの業者がくると
適当な、「かしめ方」をしたLANケーブルで配線されてしまう。
下記写真は、適当なケーブルの例
CAT5eケーブル 失敗例ケーブル

そういう配線をされると、速度が出ない、通信が切れる等の障害が発生します。
仕事柄、適当なLAN工事で、速度が出ていない現場を何箇所も見てきました。
CAT6ケーブルにCAT5eの頭をつけてしまう例もあります。これは素人ではわからんです。

LAN工事を発注するときは、cat6aか、cat6eで配線してくださいと依頼しましょう。
その規格の存在自体知らない業者には、依頼しないようにしましょう。

何故無線LANはダメなのか?
無線LANの速度で、満足できている人は、ここのページ見てないと思いますが、とりあえず書いときます。
無線というのは、だれでも傍受できます。セキュリティをいくら強化しても穴があります。
有線LANにすると、建物内に入らないと使用できません。この点がセキュリティ上大きいのです。
それと無線LANは機器相性が、激しいのです。インテルのLANカードと、某B社の製品を組み合わせると、かならずといって良いほど相性問題がでます。
折角高速無線LANを買ったのに、十分な性能を発揮できずにこまった状態のお客様をよく見かけます。
無線は、各社独自規格で適当につくってる部分があるので、全部同じメーカーすれば、速度が出るよ。教えてあげてます。
全部同じメーカーにしても、速度が遅い等、不具合がでるのであれば、なんらかの設定ミスか、無線LAN機器の不具合、セキュリティソフトの問題ですので、
素人が太刀打ちできるレベルでは既にないと思いますのでプロに任せてください。

安物のLANケーブルについて
厳密に計測したわけではないが、100円ショップで売られているLANケーブルは不安だ。
できれば、使用したくない。
流通が、倒産処分品のリパッケージ商品ならいいが、量産品の検査落ちの商品が混じっていないか不安である。

安物のケーブルに、アルミホイールを巻いて、シールドして速度がでるかそのうち試してみたいものである。
(よく考えると、100円では短いケーブルしか買えないのでテストしても差が出ないのでやめとくことにする。)

通信速度に、ものすごく差があるのなら、計測方法が悪いか、ノイズが多い場所か、ケーブルが粗悪品であると思われる。

神戸ファーストステップ 水田
2009/4/28  最初の投稿日(ファイル作成日から作成日を割り出した。)
2013/6/24 ちょっとだけ、加筆したよ。
2014/9/4  写真の追加(ケーブル2例)写真の説明とかちょっことだけ加筆
2017/10/24 副次的サービスなのを明記。


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